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【blender3.x対応】撮影用ワンルーム

こんにちは、雪です⛄ 「せっかくモデリングしたのに、書き出した画像が暗くて見栄えが悪い……」「これじゃあSNS映えがしない!!」 そんな感情をお持ちのblender初心者の方でも手軽にそれなりのレンダリング結果を得られるようにと撮影スタジオを構成しました。 初期カメラは2台設定してありますが、自由に動かしてOKです。ご自身の好きな絵を見つけてみてください。 ※カメラを動かすとコンポジットノードの調整が少し必要かもしれません 使い方や利用規約について以下にまとめましたので、ご一読お願いいたします。 【使い方】 ・部屋の壁が邪魔でオブジェクトを配置しにくい 一度部屋を選択した状態でHキーを押すと隠すことができます。オブジェクトを配置し終わったらAlt+Hで部屋の再表示しましょう。 ・他のblendファイルからオブジェクトを持っていきたい まずはblendファイルから持っていきたいオブジェクトを一つのコレクションにまとめておきます(わかりやすい名前を付けておきましょう)。 次に『撮影用ワンルーム』を開いたら、画面左上のファイル→アペンドで目的のblendファイルを探してダブルクリック→Collection→先ほど作ったコレクションを選択してアペンドでコレクションの移動が完了です。 ・3Dビューポートで部屋の中に入りたい 平行投影だとどれだけマウスホイールを回してズームしても部屋の中に入れません。 テンキーの5、もしくは3Dビューポート右上のグリッドのマークをクリックすると透視投影に切り替わるので、その状態でズームしてみてください。 3Dビューポートの左上を見ると、平行投影なのか透視投影なのかを確認できます。 ・カメラの切り替えたい(Camera1・Camera2) 画面右上のアウトライナーの「シーンコレクション→Studio→Camera」の中にあるCamera1・Camera2それぞれの右側の緑色のカメラアイコンをクリックするとカメラが切り替わります。 ・日光の向きの変えたい 画面上中央辺りのShadingタブ→画面中央左側のオブジェクトをクリックしてワールドに→マッピングの回転のZの値を変更するとHDRIが回転して日光の向きが変わります。 ・ピントの位置を変えたい・ボケ感を変えたい 今回の『撮影用ワンルーム』では、被写界深度を設定しています。ピントの位置は「アウトライナー→Cameraコレクション」の中のEmptyで制御できます。 ピントを合わせたい位置にEmptyをの原点を移動してください。 また、ボケ感を変えたい場合はカメラを選択した状態で、画面右下のプロパティのオブジェクトデータプロパティの被写界深度のF値を変更してください。 F値が小さいほどボケ感が強い一眼カメラで撮ったような画像に、大きいほどボケ感の少ないスマホで撮ったような画像になります。 ・レンダリング前のコンポジットノードの設定 画面上中央辺りのCompositingタブ→Camera1・Camera2と名前がついているフレームが2つあるので、それぞれのカメラに合わせてミックスの画像とコンポジット・ビューアーの画像を繋いでください。 ・カメラとコンポジットを合わせたのに明るすぎるor暗すぎる カメラごとに合ったコンポジットノードを組んでいますが、被写体によって明るくなったり暗くなることがあります。画像全体の明るさは露出の値を変えると調整しやすいと思います。 明るくしたい場合は露出の値を大きく、暗くしたい場合は値を小さくしてみてください。0.1変えるだけでも結構変化があるので、少しずつ調整するのがおすすめです。 また、ノードのパラメータを変えてからワンテンポ遅れてコンポジットの処理がされるので、レンダー画像が変化するまで少しお待ちください。 処理後は、普段レンダー画像を保存するときと同じように保存が可能です。 ・ノイズの量を増やしたい・減らしたい コンポジットノードの一番後ろに繋いである「ミックス」というノードの係数の値を変えると、レンダー画像の全体にかかるノイズ量が変わります。 係数が0だとデノイズされていない状態なのでノイジーな画像、係数が1の場合はデノイズされた状態なので、ノイズはないですがのっぺりとした画像になります。 【処理が重い場合】 フォトリアルな外観に近づけるためにマテリアルノードが少し多め+HDRIを使用しているため、GPUを搭載していないPCだと処理がもったりする場合があります。 どうしても操作しづらいという場合は、以下のことをお試しください。 ・画面右上のアウトライナーにある「Light」コレクションのチェックを外す ・画面に映らないものをビューポートで隠す・レンダーで無効に(アウトライナーのオブジェクト名の右端の目とカメラのマークをクリック) ・HDRIを1K版に( https://polyhaven.com/a/park_parking ) ・レンダープレビューで操作をせずにソリッドモードだけで配置などの操作する ・処理速度が速いCPU・GPU搭載のパソコンに変える 【今後の更新について】 今のところ更新は予定していませんが、処理が重いという声が多い場合は少しクオリティを落としたフォーク版を作るかもしれません。 【HDRIについて】 パックされているHDRIは「Poly Heaven」で配布されている素材「Park Parking」の2K版を使用させていただきました。 「Park Parking」はCC0ライセンスの素材です。 ↓今回使用したHDRI「Park Parking」のURLはこちら🔗 https://polyhaven.com/a/park_parking 【利用規約】 今回配布した撮影用blendファイルは、個人・非商用に限り無料でご利用いただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。 素材を使用した作品の配布・販売や、素材自体をコンテンツとした再配布・販売、NFTへのご利用はお断りしています。 【著作権】 『撮影用ワンルーム』は無料でお使いいただけますが、著作権は放棄していません。 【その他】 配布した素材に利用にあたって発生したトラブルに関しては一切責任を負いかねます。 また、すべての規約は予告なく改変する場合があります。ご了承ください。

こんにちは、雪です⛄ 「せっかくモデリングしたのに、書き出した画像が暗くて見栄えが悪い……」「これじゃあSNS映えがしない!!」 そんな感情をお持ちのblender初心者の方でも手軽にそれなりのレンダリング結果を得られるようにと撮影スタジオを構成しました。 初期カメラは2台設定してありますが、自由に動かしてOKです。ご自身の好きな絵を見つけてみてください。 ※カメラを動かすとコンポジットノードの調整が少し必要かもしれません 使い方や利用規約について以下にまとめましたので、ご一読お願いいたします。 【使い方】 ・部屋の壁が邪魔でオブジェクトを配置しにくい 一度部屋を選択した状態でHキーを押すと隠すことができます。オブジェクトを配置し終わったらAlt+Hで部屋の再表示しましょう。 ・他のblendファイルからオブジェクトを持っていきたい まずはblendファイルから持っていきたいオブジェクトを一つのコレクションにまとめておきます(わかりやすい名前を付けておきましょう)。 次に『撮影用ワンルーム』を開いたら、画面左上のファイル→アペンドで目的のblendファイルを探してダブルクリック→Collection→先ほど作ったコレクションを選択してアペンドでコレクションの移動が完了です。 ・3Dビューポートで部屋の中に入りたい 平行投影だとどれだけマウスホイールを回してズームしても部屋の中に入れません。 テンキーの5、もしくは3Dビューポート右上のグリッドのマークをクリックすると透視投影に切り替わるので、その状態でズームしてみてください。 3Dビューポートの左上を見ると、平行投影なのか透視投影なのかを確認できます。 ・カメラの切り替えたい(Camera1・Camera2) 画面右上のアウトライナーの「シーンコレクション→Studio→Camera」の中にあるCamera1・Camera2それぞれの右側の緑色のカメラアイコンをクリックするとカメラが切り替わります。 ・日光の向きの変えたい 画面上中央辺りのShadingタブ→画面中央左側のオブジェクトをクリックしてワールドに→マッピングの回転のZの値を変更するとHDRIが回転して日光の向きが変わります。 ・ピントの位置を変えたい・ボケ感を変えたい 今回の『撮影用ワンルーム』では、被写界深度を設定しています。ピントの位置は「アウトライナー→Cameraコレクション」の中のEmptyで制御できます。 ピントを合わせたい位置にEmptyをの原点を移動してください。 また、ボケ感を変えたい場合はカメラを選択した状態で、画面右下のプロパティのオブジェクトデータプロパティの被写界深度のF値を変更してください。 F値が小さいほどボケ感が強い一眼カメラで撮ったような画像に、大きいほどボケ感の少ないスマホで撮ったような画像になります。 ・レンダリング前のコンポジットノードの設定 画面上中央辺りのCompositingタブ→Camera1・Camera2と名前がついているフレームが2つあるので、それぞれのカメラに合わせてミックスの画像とコンポジット・ビューアーの画像を繋いでください。 ・カメラとコンポジットを合わせたのに明るすぎるor暗すぎる カメラごとに合ったコンポジットノードを組んでいますが、被写体によって明るくなったり暗くなることがあります。画像全体の明るさは露出の値を変えると調整しやすいと思います。 明るくしたい場合は露出の値を大きく、暗くしたい場合は値を小さくしてみてください。0.1変えるだけでも結構変化があるので、少しずつ調整するのがおすすめです。 また、ノードのパラメータを変えてからワンテンポ遅れてコンポジットの処理がされるので、レンダー画像が変化するまで少しお待ちください。 処理後は、普段レンダー画像を保存するときと同じように保存が可能です。 ・ノイズの量を増やしたい・減らしたい コンポジットノードの一番後ろに繋いである「ミックス」というノードの係数の値を変えると、レンダー画像の全体にかかるノイズ量が変わります。 係数が0だとデノイズされていない状態なのでノイジーな画像、係数が1の場合はデノイズされた状態なので、ノイズはないですがのっぺりとした画像になります。 【処理が重い場合】 フォトリアルな外観に近づけるためにマテリアルノードが少し多め+HDRIを使用しているため、GPUを搭載していないPCだと処理がもったりする場合があります。 どうしても操作しづらいという場合は、以下のことをお試しください。 ・画面右上のアウトライナーにある「Light」コレクションのチェックを外す ・画面に映らないものをビューポートで隠す・レンダーで無効に(アウトライナーのオブジェクト名の右端の目とカメラのマークをクリック) ・HDRIを1K版に( https://polyhaven.com/a/park_parking ) ・レンダープレビューで操作をせずにソリッドモードだけで配置などの操作する ・処理速度が速いCPU・GPU搭載のパソコンに変える 【今後の更新について】 今のところ更新は予定していませんが、処理が重いという声が多い場合は少しクオリティを落としたフォーク版を作るかもしれません。 【HDRIについて】 パックされているHDRIは「Poly Heaven」で配布されている素材「Park Parking」の2K版を使用させていただきました。 「Park Parking」はCC0ライセンスの素材です。 ↓今回使用したHDRI「Park Parking」のURLはこちら🔗 https://polyhaven.com/a/park_parking 【利用規約】 今回配布した撮影用blendファイルは、個人・非商用に限り無料でご利用いただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。 素材を使用した作品の配布・販売や、素材自体をコンテンツとした再配布・販売、NFTへのご利用はお断りしています。 【著作権】 『撮影用ワンルーム』は無料でお使いいただけますが、著作権は放棄していません。 【その他】 配布した素材に利用にあたって発生したトラブルに関しては一切責任を負いかねます。 また、すべての規約は予告なく改変する場合があります。ご了承ください。